とても悲しいニュースを聞いた。サラリと“なんてことないこと“みたいに話しながら涙を浮かべている彼女を見て、気付いたらギュッと手を握っていて、しばらく離せませんでした。「そっか。そっか。」って言いながら、何も気が利いたことが言えなくて一緒に泣くだけでした。あぁ、言葉は時に無力だ。
過度な優しさは嘘っぽい。
過度なケアは煩わしい。
過度な心配は傷をえぐる。
だからきっと私はもうその話には触れないし、でも忘れない。私に任されたハレの日を笑顔で結んだ時、また手を握って大きくハグしよう。言葉は時に必要ないのかもね。
コメント