ステートメント-Statement -

華やかな結婚式の裏には、とても地道な時間が流れています。

「いい結婚式」に近道はなくて、ただひたすら誰かを想ったり

自分と向き合ったり、その胸の内を誰かに話したり

そんな時間を積み重ねることで、

いつの間にか人生を見つめ直しているのだと思います。

 

それは出来れば、すごく細かい記憶が良くて

お弁当にいつも入っていた卵焼きがちょっと甘くて美味しかったとか

堂々とした無敵感を漂わせていたお父さんが病気になった時、

小さく見えたとか

彼氏にフラれた時、いつも忙しい友達のスケジュールが

ガラガラだった謎とか

お誕生日には家族全員でハッピーバースデーを歌いながら、

ゆらゆらしたキャンドルの光越しに見る景色が幸せだったとか

結婚が決まった時、ものすごく嬉しくて、少し寂しかったとか

忘れてしまうような古くて小さな記憶が

じわっとあったかく包んで、結婚式の大きなヒントをくれます。

 

「みんなと違う結婚式がしたい」

「オリジナル感を強く出したい」

「ふたりらしいねって言われたい」

 

こんな希望を持ちながら、一生懸命SNSで情報を集めるけど

そこに「ふたりらしさ」はありません。

ふたりが心地よいこと、大切にしたいこと、在りたい自分像、

それをカタチにした結婚式を一緒につくっています。

そんな結婚式を叶えたふたりは、

この先もふたりサイズの幸せに気付ける豊かさを持って

歩んでいけると信じています。

 

10年後も誇れる結婚式を。

この先のふたりが、思いきり幸せでありますように。

CAN「出来る」とNOW「今」から成るCANOW
「今」「出来る」ことを見失わなければ
どんな想いも「叶う」という想いを
込めてつくりました。

 

フリーウェディングプランナー

大橋 ユカリ

 

『中学校の先生になりたい』

学生の頃の夢は、学校の先生。しかも「中学校の」という条件付きで。
本当に楽しかった中学生活を、今度は先生として送りたいという不純な動機です(笑)
大学で教員免許を取得して、卒業後は大手学習塾に就職しました。
たぶん、先生という職は私に合っていたと思います。
昼夜逆転の生活で、がむしゃらに働きました。

『ブライダル・海外・結婚』

新たな夢が生まれたのは、4年後のことです。
人生の大きな節目と表現される結婚式にはどんな裏側があるのか、
どんな想いが交差していて、その先にどんな1日が待っているのか。
自身の結婚を意識し始めた私は、その裏側を支えるウェディングプランナーに興味を持ちました。
ドラマチックな動機があったわけじゃないけど、とても自然な流れで転職を決めました。
そして、今しか出来ないだろう『海外1人旅』を決心しました。
それらを踏まえて『私たちの将来』を彼にプレゼンしたのもこの時でした(笑)

学習塾を退職後、4ヶ月間のカナダ生活を送りました。
帰国後、ブライダルスクールへ通って勉強を始めると同時に
自分の結婚の準備もスタートしました。
1年後、スクール修了とほぼ同時に結婚式を挙げました。

『ウェディングプランナーとしてデビュー』

ウェディングプランナーは若い女性が多い職業というイメージの中、
私のデビューはとても遅いもので、プランナーとしての職を見つけることは、簡単ではありませんでした。
「未経験」ということだけが、私のウィークポイントだと思っていたあの頃。
その機会さえ得られれば最速スピードで身につけてやるという気合いだけはありましたが、
機会=就職先を見つけることに苦労しました。
どうやら「結婚している」ということが、業界的にはネックだったようです。
「結婚したら、みんな辞めていくんだよ?」
「子どもが出来たらどうするの?続けられないでしょ」
と、散々言われた就職活動。
言われれば言われるほど、疑問しか浮かびませんでした。

結婚式をプロデュースするウェディングプランナーが、結婚して妊娠して出産して、
新郎新婦がこれから歩んでいく道を、少し先に歩んでいることが「普通じゃない」と
言われる環境はおかしいと感じました。
人生と両立出来ない仕事で、本当に幸せを応援出来るんだろうか。
経験に勝る説得力や安心感は無いんじゃないか、と。
粘って粘って、何とか就職先を見つけました。
晴れて、ウェディングプランナーとしてデビュー。

『独立する』

独立は、デビューと同時に頭にありました。
この仕事を、一時のものではなく長く続けたいと思っていたからです。
経験を積む中で、独立する意味をもう1つ得ました。
新郎新婦をレールに乗せて結婚式の準備を進めるのではなく、
新郎新婦にとって最善で自由な選択を提供出来るフリーランスのメリットに
気づいたとき、「独立」が現実的になってきました。
2011年3月・独立。

『今』

多くの新郎新婦が、このホームページを見つけてお問合せをくださいます。
大きな看板を持たない私を見つけて、信頼してくださるからこそ
私はウェディングプランナーとして存在し続けられています。

「ウェディングプランナーは、担当の結婚式で泣いちゃいけない」と
デビューして間もなく、先輩に言われました。
それは私にとって「100mを5秒で走れ」と言われたような驚きでした。
出来る気がしない。
と同時に、いつかそんな「慣れ」がきてしまうのかと寂しい予感を感じたことを
覚えています。
あれからずいぶん長い時間が経ちました。
あの時「無理でしょ」と感じた、100mを5秒レベルの難易度のことは
未だ出来ていません。
おそらく、この先も。
この先、心が動かなくなるときがきたら、私はウェディングプランナーに
サヨナラするでしょう。

ウェディングプランナーとして新郎新婦を支えながらも、いただく言葉1つ1つに
日々育てられています。
「大丈夫。そのまま頑張れ!」と、私の背中をいつも押してくれるのは
今までのお客様たち。
出会ってくれた新郎新婦と、これから出会える新郎新婦への
抱えきれないほどの愛情が、私のモチベーションになっています。
そして、結婚式から何年経っても家族ぐるみでのお付き合いが続いていることも
私の大きな自慢の1つです。

CANOWの実績

メディア

「女のハローワーク」
女性の様々な仕事現場を密着取材し、幸せに働く女性たちを紹介する番組で取材を受けました
「コンペルウェディング」
「シェアする結婚式」という特集に取材協力しました

講演・セミナー

「ウェディン関係者向けセミナー in名古屋」
「運命のウェディングプランナーになるために」というテーマでセミナー登壇しました
「会場プランナー向けセミナー in札幌」
「ありきたりでも真似でもない結婚式のテーマのつくり方」というテーマでセミナー登壇しました
「ウェディングプランナーの寺子屋」主催
ウェディングプランナー(その他ブライダル関係者)に向けた、少人数で学べる場の運営

講師

学校法人大原学園 非常勤講師

名古屋ウェディング&ブライダル専門学校 講師

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