華やかな結婚式の裏には、とても地道な時間が流れています。
「いい結婚式」に近道はなくて、ただひたすら誰かを想ったり
自分と向き合ったり、その胸の内を誰かに話したり
そんな時間を積み重ねることで、
いつの間にか人生を見つめ直しているのだと思います。
それは出来れば、すごく細かい記憶が良くて
お弁当にいつも入っていた卵焼きがちょっと甘くて美味しかったとか
堂々とした無敵感を漂わせていたお父さんが病気になった時、
小さく見えたとか
彼氏にフラれた時、いつも忙しい友達のスケジュールが
ガラガラだった謎とか
お誕生日には家族全員でハッピーバースデーを歌いながら、
ゆらゆらしたキャンドルの光越しに見る景色が幸せだったとか
結婚が決まった時、ものすごく嬉しくて、少し寂しかったとか
忘れてしまうような古くて小さな記憶が
じわっとあったかく包んで、結婚式の大きなヒントをくれます。
「みんなと違う結婚式がしたい」
「オリジナル感を強く出したい」
「ふたりらしいねって言われたい」
こんな希望を持ちながら、一生懸命SNSで情報を集めるけど
そこに「ふたりらしさ」はありません。
ふたりが心地よいこと、大切にしたいこと、在りたい自分像、
それをカタチにした結婚式を一緒につくっています。
そんな結婚式を叶えたふたりは、
この先もふたりサイズの幸せに気付ける豊かさを持って
歩んでいけると信じています。
10年後も誇れる結婚式を。
この先のふたりが、思いきり幸せでありますように。