21時にしっとり読む「結婚式のおはなし」

Norihide&Yoshimi

打合せの途中で話してくれた喧嘩のエピソードすら可愛かったふたりの結婚式

Knock on Knot

お人形さんみたいに愛らしい貴美さんと、少し照れ屋な功英さん。それが、おふたりの第一印象でした。「こんな雰囲気どうですか?」「こんなアイテム、ふたりには似合うと思うんですよね!」ってご提案するたびに、ふふふふって笑って「いいですね」って返してくれる貴美さん。そんな貴美さんを見守る功英さんの視線が優しくて、愛されて結婚するって本当に幸せだなって、何度も思ってました。

「彼女にサプライズムービーを作りたい!」と、貴美さんのこれまでを辿る動画ツアーをしたときには、貴美さんのご実家にもお邪魔して、ご両親の柔らかな雰囲気に、そのルーツを感じました。

「これがしたい!」「あれもしたい!」が強いわけじゃないけど、ひとつひとつの準備を丁寧に進めたふたりは、人柄を表すような丁寧な結婚式をつくり上げました。小さな「好き」を集めて、そこにゲストへの感謝と思いやりを添えて、そんな結婚式が自然豊かなこのゲストハウスにぴったり調和していました。ピアノの先生が「よしみちゃんは昔から…」とスピーチしてくださって、私が知ってる貴美さんは素敵な大人の女性だけど、そのずっとずっと前から愛情で包んできたたくさんの手がここにはあるんだと思うと、その日々を思ってちょっと泣けました。「自称・人見知り」のふたりと打合せを重ねる度にじわじわと距離を詰めていったその過程もまた、幸せな思い出です。

これから先、家族が増えても、年を重ねても「ふふふふ」って笑う貴美さんの隣には嬉しそうな功英さんが居て、賑やかなお友達がおうちに遊びに来て、ふたりきりの時はのんびりゆったり過ごす。そんな未来を勝手に想像しています。本当におめでとうございます!

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