まるで映画や小説みたいなふたりの馴れ初めを聞いたとき、「出会うべき人とは、必ず出会う」を目の当たりにしたようで衝撃が走ったことは明確に覚えていて、私のことじゃないのに「すごいでしょ?」って得意げに話したくなるような。そんなふたりは結婚式までの日々をこれでもかと楽しんでいて、あぁ、なんか青春だなってポワンとしました。初めてお会いした時、こんな結婚式がいい!のキーワードが書かれたノートを見せてくれて、そのどれもが可愛くて、素直で、「大橋さん!こんな景色を想像してたの!」って言わせてやるぞって思いながら「綺麗な字ですね。」なんて話してたことを思い出します。準備期間も、結婚式前日も、当日も、たくさんの「嬉しい!」「楽しい!」「ちょっと聞いて!」を伝えてくれた、新婦:真帆さん。そして、いつも真帆さんを包み込むような優しい新郎:隼さん。「大好き!」が溢れてて、大好きでした。
「夫婦になる」だけじゃなく、結婚を機に新しいステージに挑戦する真帆さんにエールを送りたかったことと、こんなに思いやり溢れるのに、時に大切な想いを言葉にすることを躊躇してしまうふたりの背中を押したかったこと、そしてこの先のふたりに願いを込めて【コトノハ】というコンセプトを提案しました。
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「言葉に乗せて想いを伝える時間を」
「事のはじまり」
「もしこれから先、事の波長が合わない瞬間があっても乗り越えられるように」
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小学校の先生である真帆さんのお誘いで、小学校で特別講師も経験させていただきました。「ウェディングプランナーのお仕事」というテーマで体育館でお話する時間は、昔、学校の先生に憧れていた私にとってすごく特別な時間でした。みんな可愛かったなぁ。隼さんのお仕事も先生。ふたりの結婚式には、それはもうたくさんの生徒さんがお祝いに駆けつけました。生徒さんたちの間を通って入場する景色は宝物みたいで、それまでキャッキャと騒いでいたのに目の前を花嫁さんが通る時には次々とお辞儀をして迎える様子を見たとき、なんだか鳥肌が立ちました。
細かいこだわりがありながらも、信じて託すところは託してくれたふたり。ガーデンのステージで、ゲストと一緒になって歌って踊って、クライマックスでは心からの言葉を生み出したふたり。その表情ひとつひとつがとても印象的で、この晴れやかで大きな「結婚式」という舞台を自分のものにしたなと嬉しくなりました。私もとっても楽しかった!
夫婦になったふたりの人生がますます面白いものになっている様子を、SNSの様子やLINEの連絡で嬉しく見守っています。きっと「言葉」をサボらず、「事の波長」を合わせながら、これからも楽しんでいくんでしょうね。ずっと応援しています!