新婦 佑季子さんは、CANOWで結婚式を挙げた新郎さんの妹さん。「結婚式の相談に乗って欲しいです」とご連絡くれたのは、その新婦さん。ん?なんか分かりづらいな。つまり、義姉からのご連絡でわたしと佑季子さんが繋がりました。義理のお姉さんに結婚式の相談をするなんて、良い関係を築いてるんだなぁと嬉しく思ったんだけど、佑季子さんにお会いして妙に納得してしまいました。なんか……タイプが似てる!あんなに可愛さと愛嬌と人間性を併せ持った女性はなかなかいないと思ってたのに、なんか似てる!この時点でわたしは、既に昔から知ってたような親近感が湧いていました。「家族だけでちいさな結婚式を考えています」とご相談くださったおふたりの話を聞いていたら、新郎 直之さんの仕事の関係で、結婚式の後アメリカへ行くことが決まっているとのこと。それなら大好きなご友人もお招きして「行ってきます!」を伝えられたらいいのにと、もう少し人数を増やすことをご提案しました。わたしがお伝えすることに一生懸命耳を傾けてくださって「素敵!」「そんなこと出来るんですか!」と100点満点の反応を見せてくれる打合せは、毎回ケラケラ笑ってぐんぐんイメージが湧いて、とっても幸せでした。会場はどうしようかと話していた時「ここ、どうですか?」とご提案した丘の上のレストラン。「え、わたしもここ気になっていました……!」と、まさかの一致ですんなりでしたね。
「お兄ちゃんの結婚式が、思い出してもやっぱり素敵だったから」と、わたしにとっても大切な懐かしい結婚式を共通の思い出にしながら、また新たに最高の「共通の思い出」をつくれることが嬉しかったです。「大橋さーーん!」と再会を喜んでくれたお母様も、相変わらずチャーミングで(むしろ若返って美人度がアップしてた!)なんというか「ホームな雰囲気」の中で、思い切り力を発揮させてもらえたなと感謝しています。今にも雨が降りそうなうるうるした空の下、挙式が始まる直前に青空が広がったことも、ゴスペルシンガーの歌声の中ゲストがノリノリで迎えてくれた入場も、お花に囲まれたメインに可愛く包まれるおふたりも、どの瞬間もずっと見ていたくなる光景でした。
結婚式の少し前から、得体のしれないウイルスのニュースが日本中を駆け巡って、いろんな可能性を考えましたね。いつも気丈な佑季子さんが涙声でお電話くださって「大丈夫。どんな形になっても最高の結婚式にしよう」と話をして、その言葉で「元気が出ました」と言ってくれて。まさに運命共同体の意識の中迎えた結婚式。おふたりには【The Best Life】という言葉を贈りました。これからもいろんな場面で選択を迫られることがあるけど、ふたりならその選択を「ベスト」にする力がある。これで良かったと胸を張って生きていける力があると感じています。
一緒にいるとふわっと優しい気持ちにさせてくれる直之さんと佑季子さんが大好きです!ありがとうございました☺︎